電気製鉄所で黒鉛電極を使用する場合の注意点

(1) 電気炉の容量と搭載する変圧器の容量に応じて、適切な電極の種類と直径を選択します。

(2) 黒鉛電極の着脱及び保管工程においては、破損や湿気に注意し、湿気電極は電気炉側で乾燥させてから使用し、コネクタ穴及びコネクタの表面ネジ部を保護してください。持ち上げるとき。

(3) 電極を接続するときは、圧縮空気を使用して接続穴のゴミを吹き飛ばし、接続口を電極の接続穴にねじ込むときの力は滑らかで均一であり、締め付けトルクは規定のトルクを満たす必要があります。要件。ホルダーで電極を保持する際は、電極の接合部、つまり電極接合穴の底部の上下の部分を避けて保持してください。

(4) 装入物を電気炉に装入する際、装入物落下時の電極への衝撃を軽減するため、バルク装入物は電気炉の底部付近に設置し、多数の装入物が入らないように注意してください。電極の直下には石灰などの非導電性物質が集まります。

(5) 溶融期間は電極の破損が最も起こりやすい時期です。この時点では溶融池が形成されたばかりで、電荷が滑り落ち始め、電極が破損しやすいため、オペレータはリフト機構を注意深く観察する必要があります。電極は敏感でタイムリーなリフト電極でなければなりません。

(6) 電極浸炭などの精錬期間中は、溶鋼中に浸漬された電極が急速に薄くなり、折れたり接合部が脱落しやすくなるため、電極の消耗が増加します。 、溶鋼浸炭に電極を浸漬せず、浸炭に他の方法を使用します。